玉ねぎの効能

2015/08/19

img016玉ねぎの効能を教えてください。

料理に多く使われている身近な食材の一つである玉ねぎは、庶民的な野菜ですが、いろいろな効能があることでも知られています。
ここでは、玉ねぎに含まれている3つの栄養成分の効能について取り上げましょう。

 

1、玉ねぎの効能:硫化アリル

料理をする人を“泣かせる”食材の一つ、玉ねぎは、刻んでいると鼻にツンとしたにおいが来て、その瞬間涙がボロボロ鼻水タラ~リとなってしまいます。

この原因の物質は、硫化アリと言います。この硫化アリルは揮発性・水溶性なので、涙や鼻水は、玉ねぎを切る前にしばらく冷やしたり、切り口を水で濡らしながら切ったりすると防げます。

しかし、硫化アリルは健康に良い成分ですので、水にさらして流してしまわず摂取したいものです。

どんな効能があるかと言うと、食欲増進作用や殺菌作用、利尿作用、発汗作用などです。

ですから、風邪を引いたときなどには効果のある食べ物です。水溶性の成分を摂れるようにスープなどにすると良いでしょう。

 

2、玉ねぎの効能:アリシン

玉ねぎのツンと来るにおいの原因は、硫化アリルだけでなく、アリシンも関係しています。アリシンは、にんにくやニラなどにも含まれている、ネギ科の野菜特有の成分です。

その効能はというと、まず代謝を良くするビタミンB1の吸収を助ける、ということがあります。

つまり、食べたものをエネルギーにしやすくなる訳ですので、スタミナアップや疲労回復に役立ちます。

また、神経を鎮めたり眠りやすくする働きもあります。眠れないときには、玉ねぎを切って枕元に置いておくと、アリシンが揮発してその成分で眠りやすくなります。

アリシンは熱に弱い性質がありますので、料理するときは火を通さずに薬味などとして生で食べるのが良いでしょう。

 

3、玉ねぎの効能:ケルセチン

玉ねぎを料理に使うとき,ほぼ例外なく茶色い皮を剥きます。
実は、この皮にはケルセチンというポリフェノールが含まれています。

ケルセチンは他のポリフェノール同様、抗酸化作用があり、細胞の衰えを防ぐのに効果があります。

また、血液をサラサラにして血栓ができたり血管壁が硬くなったりするのを防いでくれますので、生活習慣病の予防という効能があることも分かります。

それでは、ケルセチンが豊富な玉ねぎの皮をどのように食べれば良いのでしょうか?

玉ねぎの皮を十分に乾燥させて粉末にしていろいろな料理やお茶に混ぜて召し上がるのが最も効率が良い方法だと思います。ただ、農薬などが着いた玉ねぎの皮では意味が無いですし、たくさんの玉ねぎの皮だけを集めるのは大変な作業です。
玉ねぎの皮の粉末はこちらから>>

玉ねぎに多く含まれているケルセチンを動画でみてみましょう。

 

img016玉ねぎの主な効用って何ですか?

いろいろありますが、特に注目されている主な効用は次の6つです。

◎動脈硬化の予防   

◎高血圧の予防   

◎消化促進・食欲増進

◎疲労回復     

◎精神不安定    

◎不眠症


玉ねぎの抗酸化物質で血管障害を防ぎます。
常備野菜としてなじみの野菜ですが、特有の辛みと切ったときに目にしみる刺激成分にいろいろな薬効のあることがわかり、再注目されています。

この成分はねぎ類に共通する硫化アリルというもの。玉ねぎの硫化アリルには、血液の凝固を抑制し、血液をサラサラにする働きがあるので、血栓や動脈硬化の予防になります。

その効果は生で使ったときにもっとも発揮され、しかも切ってから1時間ほどおいたほうが効力が高まります。

ただし水にさらすと硫化アリルは流れ出てしまいます。辛みは酢を上手に使ってやわらげるといいでしょう。

また、心身疲労に効果抜群です。
玉ねぎは、胸のつかえをとり、咳や痰(たん)をしずめ、尿の出をよくする野菜です。硫化アリルは、ビタミンB1の吸収を高め、新陳代謝を盛んにする成分です。

発汗、解熱、緩下(かんげ)といった作用もあります。疲れているときや風邪のときに良いとされるのはそのためです。

さらに、慢性疲労や筋肉疲労など疲れにもよく効き、毎日玉ねぎを食べると、簡単にはバテない体力が身につきます。

イギリス、インドなどの調査では、玉ねぎは善玉のHDLコレステロールを増やし、心臓の機能を強化するという報告も出されています。

ストレスでイライラしているときにも、玉ねぎはぴったりです。玉ねぎに含まれるイオウ化合物には、神経鎮静作用があり、ストレス解消に効果的ですよ。

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-たまねぎの成分