いま大注目!玉ねぎの皮のすごい効能
2015/05/30
こんにちは、高血圧対策編集担当のよしむらです。
今回は、堀田医院院長の堀田忠弘氏のコラムをご紹介します。
体から毒を出す!玉ねぎスープ!
アメリカにはこんなことわざがあります。
「you are what you eat」
「あなたはあなたが食べているもので決まる」
という意味で医者の私もそうだと思います。
現代日本では医療が発達し、生活も便利になって豊かな生活ができているはずです。しかし、ガンで亡くなる方は年間40万人、認知症患者が500万人、高血圧患者が4000万人など、五十年前には考えられないような勢いで体を病んでいる人が多くなりました。
その間、なにが変わったのかといえば「汚染」です。
大気も水質も汚染され、私たちが口に運ぶ食材も農薬や食品添加物に汚染されています。いま食品添加物の摂取量は一人年間四キロと言われ、まったく無頓着な人はもっと多く摂取してるはずです。
さらに、食品だけではなく、洗剤やシャンプー、リンスなどの使用によって皮膚からも化学物質を吸収されていると言われます。
一つひとつの添加物や化学物質はラットやマウスでの実験によって、害を及ぼすものではないという結果がでているかもしれません。
しかしそれを何年も摂取し続けたらどうなるのか。
また、五つも六つも複合的に摂取した時に、どのうような化学反応を起こすかは誰も調べていません。
いま、日本人は1億総人体実験中だと感じています。
基本的には食品添加物や有害化学物質を体に取り入れないように気をるけることが大前提ですが、残念ながら完全に摂取しないで生活することは今の日本では難しいでしょう。
有害なものを入れたら溜めずに排出させる「解毒」を心がけることが大切です。
そこでいま注目されるのが「玉ねぎの皮」です。
料理では玉ねぎの中身、白い部分を使うのが一般的ですが、皮にも実の部分よりもポリフェノールの一種であるケルセチンが豊富に含まれており、解毒、抗酸化、抗炎症の他、アレルギーの抑制、血流改善の効果があることが分かってきました。
さらに、胃腸での脂肪吸収を抑制し、肝臓の脂肪燃焼力を高める痩身効果があり、脳神経細胞伝達物質を活性化するので、認知症の予防にも役立つと言われています。
ビタミン、鉄、カリウム、リンなどを豊富に含んでいます。