玉ねぎの皮(粉末) > 簡単に血圧を下げる方法

簡単に血圧を下げる方法






先日、祖母が入院しました。原因は「血栓」です。
体内にできた血栓により、血液がうまく流れなくなったことで体がむくんだのだそうです。
元々血圧が高かったので、それが血栓の原因となったようです。

最近、血圧が高い方が多いようですね。特に肥満体質の方やストレスの多い方、
もっと言えば喫煙者や塩分の高い食事を日常的に摂っている方、飲酒の習慣がある方。
あてはまる項目が多い方ほど高血圧になりやすいようです。

では、高血圧になると何が問題なのでしょう。


「高血圧になる=血管を流れる血液の圧力が高くなる」

常に血管に刺激がかかって、酸素を届ける役割を果たしている動脈が傷みやすくなること
が大きな問題です。それと同時に血液を高い圧力で送り出している心臓が疲れやすくな
り、障害を起こしてしまいます。

血液を高い圧力で送り出している状態が続くとどうなるのでしょう。

例で言うと、心臓は過重労働に対応しようと心筋をふやし、大きくなり心肥大になります。
また血管(動脈)は、高い圧に負けまいとして壁を厚くし、血液の成分が動脈の内壁に入り
こんで、それにコレステロールが加わるなどして動脈硬化を起こします。
動脈硬化は全身に起こり、血液の流れを悪くして、とくに多くの血液を必要とする臓器
である脳や心臓等に害が及にます。

心臓の筋肉に酸素と栄養を運ぶのは冠動脈(冠状動脈)と呼ばれる血管ですが、これが
硬くなると血液の流れが滞り、そこに血のかたまりができやすくなります。

こうして血管が詰まって心筋が血液不足になるのが、虚血性心臓病(狭心症や心筋梗
塞)です。脳の動脈が硬くなると、脳梗塞が起こりやすくなり、硬くなった細い血管はもろく
なります、そこに高い圧がかかると脳の血管が破れて、脳出血が起こりやすくなります。

脳梗塞と脳出血など、脳の血管の障害が原因となって脳が正常に働かなくなることを、
卒中といいます。

虚血性心疾患と脳卒中、どちらも、一度に大きな発作が起こると、命にかかわることがあ
る、おそろしい病気です。

一言で「高血圧」と言うと簡単ですが、高血圧の裏にはこんな恐ろしい病気が影を潜めて
いるんです。


また、高血圧は腎臓にも負担をかけてしまい、人工透析を受けている人の原因の
第3位も高血圧などによる腎硬化症で、ここ10年で2.5倍に増加しているそうです。

高血圧症は別名、「声なき殺人者」とも呼ばれるほど、怖い病気なのです。このような病気
にならないためには、高血圧を予防することが一番です!


でももし既に高血圧になってしまったら・・・?


病院で処方される高血圧の薬「降圧薬」や漢方薬もあります。
でも、それは本当に最後の手段。

では、もっと他に?

やはり一番肝心なことは体を動かすこと、ウォーキング、水泳などの適度な有酸素運
動が効果的だそうです。血圧を下げるための有酸素運動は、2日に1回、できれば毎
日、継続して30分以上続けることが理想です。








高血圧の基礎知識






玉ねぎの皮の秘密
黒にんにくの秘密